■出演
Juice=Juice、私立恵比寿中学、BEYOOOOONDS、22/7、小早川秀樹(MC)、akane(MC)
■会場
大阪城ホール
出演者一覧を見てどうせハズレると思いつつも勢いで抽選申し込みしたら当たってしまいちょっと考えてから当たってしまったものはしょうがないということで行ってきました。どうしても当てたい! もの以外は申し込んじゃいけませんね。と言いたいところだけど結果的にめちゃくちゃ良いライブだったので興味本位でホイホイ参加するのも悪くないなと。遠征なんて10年ぶりだ。そういや10年前の遠征も大阪で心斎橋Pangeaだった記憶。そのバンドはギターボーカルの早逝により二度と見れなくなってしまいましたが。なんか悲しくなってきたので今回のライブの話に戻そう。4グループのうち22/7以外は見たことがあるというかJuice=JuiceとBEYOOOOONDSとエビ中が出るから勢いでチケット申し込んじゃったという。前者2グループはにわかハロオタなので当然として、モノノフの最下流というか河口付近に漂っている私はスタダ箱推し時代もありましてももエビしゃちの現場に通っていたという噂もあります。懐かしいな。プラネットが出来る前だ。さらにエビ中は最近アンジュルムと対バンしたりとハローとスタダの架け橋的存在になっていたりして掛け持ちオタク的には盛り上がってるわけです。そこにJuice=Juiceとビヨが加わるのは熱い。現在はハローに軸足をおいてるので「うちのジュースとビヨを見てやってくださいよ、すごいから」的な謎のプロデューサー感を胸に私自身は初の大阪城ホールに乗り込んできました。ちなみにライブ前に余裕こいてたら時間がギリギリになってしまい大阪城ホールに行ったのに大阪城を見ることなく帰った愚かな男それが私です。大阪城公園駅からホールまでにチラ見くらいできるかと思ってたらそんなことなかった。大阪城は次回へお預けでです。で、ライブ開始です。このライブはFM大阪主催でFM大阪のDJ小早川秀樹とakaneが司会を務めていました。ライブの説明や注意事項などとともに「マスク着用での声出しOK」との案内がありついにその日が来たかと。声出しやコールの是非は置いといて、ここまで長かった。コロナ禍でコールできなくてメンバーもファンも悲しかったライブがたくさんありますが個人的にはこぶしのラストとかなとものラストだなあ。そうした思い出を乗り越えてのこのライブ。そして今回ステージに立つ中にはコロナ禍に加入したメンバーもいるので客の声を聞いたことがない。というわけでなかなか重大な1日となるわけです。
さて、トップバッターは22/7です。ここまでジュース、ビヨ、エビのことしか書いてないのでお察しの通り22/7は知りませんでした。ナナブンノニジュウニ(略してナナニジ)と読むそうです。パフォーマンスが始まると歌に台詞を被せるようなのが多くて面食らっていたんだけどMCで声優アイドルだと言っていたのでそういうコンセプトなんだろう。1曲目で初めて見て欅坂46っぽい気がしたんだけどMCで秋元康とアニプレックスによるプロデュースと言っていてなるほどと。まあ欅坂もぼんやりとしか知らないんだけど。正直歌唱力は発展途上なメンバーが多かったけどこういう作り込みは面白いし今回のようなイベントで見ることがあればチェックしてみるか。ひとり顔が好みのメンバーがいたので公式サイトのプロフィールを見たらどれも違うのでアー写より実物のほうが可愛いんだろうな。気になるのは7人でも22人でもなかったこと。22÷7は割り切れない、みたいなことなのかな。あえてググらないでおこう。
次はBEYOOOOONDSです。なにげに生は初かもしれない。デビュー直後にコロナ禍突入かつここしばらく私がライビュばかりなので。とはいえ映像ではたくさん見ているのでお初感は無いんだけどようやくちゃんと見れたのは嬉しいですね。戒厳令のような初回の緊急事態宣言期間に出された「ビタミンME」のMVを見ながら「みいみコールしてえなあ」と思ってたのも懐かしい。今回のセトリはビヨ曲だけでなくCHIKA#TETSU、雨ノ森川海、SeasoningSのユニット曲もありお得でした。さらに数年ぶりの声出し可のライブにDNAを持ってくるのはわかってるし「そうだよなあ、うんうん…」とじんわりですよ。ついこないだデビューしたと思っていたのにあっという間に3~4年、デビュー当時から新人グループとは思えない実力はでしたが改めて強いグループだ。というか全グループ見たうえでハロー強いなと。贔屓目抜きに語るのは難しいんだけどいろんな意味で強い。いっちゃんのポンコツ感が相変わらずでほっこりしました。
ここで後日FM大阪で放送されるトークコーナーが挟まれました。Juice=Juiceとエビ中から2人ずつでキャッキャウフフ、ビヨとナナニジから2人ずつでキャッキャウフフ、もうね、アイドルがキャッキャウフフしてる姿はそれだけで尊いんですよ。しかも普段絡むことのない他事務所のアイドルとなると若干いつもと違う様子も見れたりしてそれはもう尊いのです。MCの小早川秀樹とakaneは有楽町の某ゴボウみたいなキツいツッコミも無くとても平和なトークコーナーになっていました。これでいい、これがいい。
次は私立恵比寿中学です。かつてももクロの妹分と呼ばれ「キレのないダンスと不安定な歌唱力」というキャッチフレーズのもとで学芸会と称したライブで自虐感を売りにしていたところもありましたがライブを重ねていくと強くなるもので今では好きなアイドルにエビ中をあげるアイドルが多いくらいになっています。私が頻繁にチェックしていたのは2016年くらいまでなので新メンバーをちゃんと見るのは今回が初めて。4人加入までは認識してたけどその後の2人加入は知らんかった。その4人組までは既にパフォーマンスもなかなかのものでオリメンと調和してたけど2人組はまだ数ヶ月らしいのでこれからの成長物語がファンは楽しみでしょうね。というわけで今回のセトリは知らん曲もありましたが「誘惑したいや」の彩ちゃんパートはいろいろ思い出して鳥肌立つし終盤の「禁断のカルマ」からの「仮契約のシンデレラ」はエビ中ファミリー以外の客も巻き込んで(巻き込まれて)大盛りあがりでした。隣の真山推しの兄ちゃん凄かった。ちなみに私はかつて瑞季推しでした。
ラストはJuice=Juiceです。最後の現場はどこだろうとグーグルカレンダーを見たら2017年4月だった。その後はライビュばかり。いかんなあ。ライビュはラクだしよく見えるしもうずっとライビュでいいんじゃね? と思ってたしライビュが無いと「おい事務所ふざけんな」くらいに思っていてまあ卒コンなんかは全員が現場に行けるわけじゃないからライビュやってほしいけど今回久しぶりに現場へ行ってやっぱり生はテンション上がるなという身も蓋もない結論が出ました。超カッコ良かった。セトリも対外試合用という感じで、新規女オタを激増させたと言われるひとそれの冒頭るーちゃんで圧倒して、STAGEでれいれいのボイパで圧倒して、ご当地仕様のTOKYOグライダーで掴んで、フィエスタで解き放って、Magic of Loveで会場の全オタクをひとつにして、こりゃアガるわなと。Magic of Loveの後半で他3グループも集まって終盤るーちゃんのフェイクにエビ中の彩ちゃんが絡むくだりは興奮したわー。なお、こぶし組としてれいれいMVPじゃね? くらいに思ってるんですがいかがでしょうか。マジで仕上がりハンパない。
チケットが当選「しちゃった」ときは面倒くさいことになっちゃったな感もありましたが十分すぎるほど楽しんじゃったので私もチョロいな。まあチョロくて結構。どんどん楽しんでいこう。そして既に書いてるけどやはり現場の空気は良いなと。ライビュはこれからも便利に使うつもりだけどせめて節目のライブくらいは生の圧を感じたいと思いました。直近Juice=Juiceの武道館はライビュ予定だけどアンジュのタケ卒コンは行かなきゃなあ。ちなみにチケット当選「しちゃった」からには時間も金もかけて遠征するんだしライブだけ見て帰るのももったいないので食ったり食ったり食ったりしましたがそれはまたあとで。
以下、セットリストです。(ツイッターで拾いました)
22/7
- 命の続き
- ヒヤシンス
- 神様だって決められない
- シャンプーの匂いがした
- タチツテトパワー
- 曇り空の向こうは晴れている
BEYOOOOONDS
- 虎視タンタ・ターン
- 待ち合わせはJR梅田駅で/CHICA#TETSU
- ワタシと踊りなさい!/SeasoningS
- 循環/雨ノ森川海
- ニッポンノD・N・A!
- 求めよ…運命の旅人算
私立恵比寿中学
Juice=Juice
- 「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?
- STAGE~アガッてみな~
- Borderline
- TOKYOグライダー
- Fiesta! Fiesta!
- 全部賭けてGO!!
- Magic of Love(J=J 2015Ver.)/全グループ
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