



毎年恒例の新春ヴィヴァルディです。そして独奏は徳永二男です。私がオーケストラコンサートに足を運ぶきっかけはN響のドラクエCD(1〜4)で当時のN響のコンサートマスターが徳永二男だったのでCDの裏ジャケに記載された名前を覚えていました。時は流れて2016年にサントリーホールで行われた徳永二男の楽壇生活50周年コンサートに行きました。余談ですがその日サントリーホール周辺に警備員が多く見られ何かあったのかと気になりながら演奏を聴いていましたが休憩時間に理由が判明して当時の皇后が客席にいて下々に手を振っているのが遠目に見えたのです。生の皇族を見たのはこれが最初で最後です。で、今回は楽壇生活60周年らしく御年79歳。着実に認知症の道を歩む私の母は78歳。徳永二男やべーな。心身の健康により現役を続けることができているのか、現役を続けていることで心身の健康を保てているのか。いずれにせよやべーよ。私のようなド素人が言うのもアレだけど全盛期はとっくに過ぎておりピッチが不安定な部分も目立つので気にならないと言えば嘘になるけどそういうのを全部すっ飛ばした気迫がある。聴きに来てよかった。ちなみに東京ヴィヴァルディ合奏団は65周年だとか。来年の独奏は誰なのか今から楽しみです。そして今日の2曲目かな、B.ポレーナ〈ヴィヴァルディ〉4つの独奏ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲、というやつがめちゃおもろーでした。第二楽章だったかな、不協和音というかハーモニクス多用というかもはやハーモニクスでもなくただの擦過音というか何やってんのか全然わからない非常に攻めた楽曲で様式美ど真ん中の「四季」を聴きに来た客になんちゅーことしてくれてるんや!という不思議な空間となっていましたがそもそも四季にもわりと攻めたパートもあるしこういうのも悪くないなと思うなど。とにかくおもしろかった。アンコール2曲目には徳永二男が再び登場してみんな大好きバッハのG線上のアリアです。間違いない! というわけで新春ヴィヴァルディも聴いたことだしあけましておめでとうございます。来年も聴けるように死なずに生きるぞ。