ネットに影響される人の日記

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影響されたり、観たり、聴いたり、食ったり。

カルガモ堪能コース | メゾン・ド・ハラ | フレンチ | 野毛山

あけおめ〜。

 

というわけでメゾン・ド・ハラ初めです。ブルク13で「コンクリートユートピア」を観ながら今の日本の状況でこの作品を観ていていいんだろうかと思いつつも経済を回していくしかないのも事実なのでこちらはこちらとしてやっていこうということで今年も働いて稼いで使っていくぞ。

 

この日はお店に行く途中でお店のインスタを見て「カルガモ堪能コース」がオススメとのことで美味そうな写真に惹かれて「カルガモ堪能コース」を頼んだらお店の方が「あの写真はお昼に id:zaikabou さんに出したやつですよ」と教えてくれました。ヤベー物への嗅覚はさすがですね。

 

前菜はミニサラダかポタージュを選べるのでポタージュにしてみました。デーツが入っていてこの色合いだそうです。ポタージュのもったり感が体を中から温めてくれて弛緩する感じがたまらん。せっかくこのお店に来てサラダを食べないのはどうなんだ?感もありますが、たまにはこうした変わり種を楽しむのもいいですね。そしてスープにはパン。チラッと写ってますが毎度美味しい自家製パンが進みます。

 

そしてお待ちかねのカルガモ三昧。カルガモの半身ステーキ、内蔵も使ったパテアンクルート(うしろの切株みたいなやつ)、野菜のグリル、盛り盛りすぎる一皿でまずは目で楽しめます。ステーキは赤身特有の旨味と、レバーほどではないけど少し血が香る感じがたまらんですね。それでも脂身と比べると淡白ですがそれを補って余りある濃厚なソースで肉もパンも進みまくりです。パテアンクルートは挽き肉のパイ包みだそうです。挽き肉がぎっしりで内臓入りなのでほんのり苦みもありステーキもパテアンクルートもちょっと大人仕様な味わいです。このソースが本当に濃厚で少食の私には少し重いくらいでしたがそこへ粒マスタードを投入するとあら不思議いくらでも食べられちゃうという裏技もありました。これだけ手の込んだ一皿がカジュアルなお店で食べられていいのか? いや、フォーマルなお店ではこんなに大胆な盛り方はしてくれないよなあ、などと思いながらコース名の通りカルガモを堪能できました。

 

デザートはショートケーキです。メニューにショートケーキがあるのは私が知る限りでは初めてかも? というわけで食べないわけにはいかない。巷のショートケーキはふわふわスポンジが好まれる印象がありますが、敢えてしっかり目のスポンジで口当たりが強いショートケーキでした。作る単位?ロット?がわかりませんが、作り置きだとクリームの水分がスポンジにうつってしっとりしてしまうので都度作ってるんじゃないかと。こうした普通では考えられない手間をかけてしまうのがこのお店のヤバさなので強ち間違ってない気がする。パティスリー専門店ではないのにこのケーキを食べられるという、つくづく面白いお店です。

 

ごち。

 

s.tabelog.com

 

前回の訪問。

htnmiki.hatenablog.com