神奈川県立音楽堂でチェロのコンサートを堪能したあとに毎度おなじみメゾン・ド・ハラで晩メシです。前日までの天気予報ではこの日の夜から台風の影響が出始めるとのことでしたが少し後ろ倒しとなったようで助かりました。横殴りの雨の中あの坂を登るのはきつそうだ。店が入居しているマンションの改修工事が始まったようで店前にも足場が組まれていました。外壁塗装の場合は臭いがどうなるのか気になるところ。
食事前にポップコーンをくれました。ポップ種のとうもろこしをたまたま仕入れたそうで試しに作ってみたら意外とうまくいったそうな。
前菜はボイルタコのインゲンとバジル和えです。山だ。個人的にはあまり食べる機会のないタコですが噛むと独特の甘みがあってうまいですね。なんて書いてたらたこ飯食いたくなってきた。相変わらずの山盛り野菜は冬瓜、茹でピーナッツ、奥にたっぷりインゲン、他にも不思議な味わいのものなど。
主菜はサーモンのポワレです。ノーマルとハラスのダブルで。手前のノーマルは肉厚でふっくらした身で、奥のハラスはもはや飲み物、とろっとろです。ともすればクドくなる脂が美味しくいただけるのはパリッパリの香ばしい皮目ののおかげですかね。たまらんすね。添えられた柑橘は「へべす」というらしい。香りが強く酸味がまろやかだとか。脂が強い食材にはありがたい。
デザートはいちじくのタルトです。フルーツタルトはたいていの場合タルトの土台にクリームとフレッシュフルーツが乗っているタイプですが、ここの場合はフルーツも一緒に焼き上げるタイプが見られます。先日食べた夏みかんのタルトもそうでした。こういうのがここに来る理由のひとつでもあります。なお今回のタルトはさらにフレッシュいちじくまで乗っていてお得すぎますね。
ごち。
前回の訪問。
