6月に観た「コッペリア」に続いてスターダンサーズ・バレエ団による「くるみ割り人形」を観てきました。有名な作品にもかかわらず内容を知らないのは毎度のこと。無料配布のパンフに書かれている簡単なあらすじで予習すること10分前。その程度のクソニワカでも楽しめてしまうのが古典たる所以でしょうか。いやー面白かった。冒頭、クララの家族やクリスマスの街並みのシーンに子供たちがたくさん出ていてほっこりするなど。私に子供はいないけどこんなの親御さんたちはたまらんだろうな。ドロッセルマイヤーが山田ルイ53世っぽかったけど逆か。クララと王子の出会いからふたりの場面は音楽の盛り上がりも含めて圧巻だった。第1幕でクライマックス来ちゃったじゃん、みたいな。で、その次の雪の精?の場面がまたもや圧巻。全編通してセットがすごいんだけど雪が降りまくる中での雪の精たちの踊りが凄すぎた。これ画面越しでは伝わらんだろうなあ。さらに驚いたのがコーラス。バレエにコーラスなんてあるのか。たまらんね。
コーラスは2:00あたりから
有名な作品だけあって知ってる曲も結構ありましたね。
第1幕の第2曲 行進曲。くるみ割り人形といえばこれですかね。本公演を観る前に唯一作品と音楽が一致していた曲です。
以下、第2幕の「これもくるみ割り人形の曲だったのか」シリーズ。いろんなところで聞いたことがある曲がたくさん。曲名はミスってるかも。ググってもよくわかんねえんだよな……
第12曲 ロシアの踊り
第12曲 フランスの踊り
第13曲 花のワルツ
第14曲 パ・ド・ドゥ コーダ
今回の公演は3公演ありトリプルキャストということでしたがそんなことは知らずにチケットを購入しました。が、そんなたまたまの公演のキャストが渡辺恭子(クララ)、池田武志(王子)という前回観たコッペリアと同じコンビ。これはもうこのふたりを推せということなのか。まあコッペリアの時点で渡辺恭子推しだったんですけど。でも他のコンビも気になっちゃうよねえ。コッペリアのときも思ったけど他のバレエ団の公演も観てみたくなる。スペインコンビの女性が西原友衣菜かなと思ったら西原友衣菜だった。この人やっぱりかっけーな。ドラクエバレエの戦士の人。というわけでクリスマスシーズンにクリスマスらしい作品を観て私のクリスマスは早々に終了しました。お疲れさまでした。