■指揮
田中良和
■ピアノ
小池ちとせ(コンサート)
■管弦楽
テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ
■会場
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
毎度おなじみスターダンサーズ・バレエ団によるコメディ・バレエの公演です。昨年の公演が好評で再演となったようです。スターダンサーズ・バレエ団の公演はドラクエ、ジゼル、コッペリア、くるみ割り人形と見てきましたが今回のような形式は初めて見ました。1作品20~30分程度でその都度休憩が入るので小さな子供でも見やすいようで、前述の作品たちに比べて子供率が高めだったように思う。
スコッチシンフォニー
振付:ジョージ・バランシン
音楽:F.メンデルスゾーン 交響曲第3番”スコットランド”
出演:喜入依里、林田翔平、塩谷綾菜、佐野朋太郎、飛永嘉尉、他
「スコットランドをモチーフに広がる優美で厳かな静と動の世界」 まず衣装がめちゃかわです。そして序盤のキーとなる塩谷綾菜のスコッチガールがとてもキュートでついつい目で追ってしまう。
牧神の午後
「稽古場で踊る一組の男女。二人が過ごしている時間は現実か、それとも夢なのか」 午後の稽古場、まったりした空気、現実なのか夢なのか、クスッと笑える一方でほんのりエロい、なんなんだこれは、もっとやれ、というなかなかの怪作。おもしれー。
コンサート
振付:ジェローム・ロビンス
音楽:フレデリック・ショパン
出演:渡辺恭子、池田武志、喜入依里、他
「ピアノコンサートを舞台とした人間模様をユーモラスに描いたコメディ・バレエ」 のっけから客席のお子様たちが大喜びでキャッキャしていて会場全体がほっこりムード。Eテレでそのまま放送できそうな子供も大人も思わず吹き出してしまう作品でした。ただしほんのりブラックユーモアもあったりで大人は少しドキッとしてしまうかも。
バレエを見たことがない人はこういう作品から入るのも良いかもね。
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