2020年の春くらいに某所で某氏が「こんなのあるよ」とつぶやいてたのを見て、映画「ニンジャバットマン」は面白かったしその舞台化なんてヤバさ(←どっちの意味か)しかないのですぐにチケット確保して公演の秋を楽しみにしていた矢先に会場の新宿シアターモリエールで新型コロナクラスタ発生のニュース。ニンジャバットマン ザ・ショーは1年の延期となりチケットは払い戻しとなりました。そして2021年、再度チケット発売のアナウンスがありソッコーで確保。そこまでしてヤバい(←どっちの意味か)ものを観たいのかと。待ちに待った2021年の秋、何度目かわからない緊急事態宣言が出ており残念ながら再延期。またチケットの払い戻し。3度目の正直、今度こそはとチケット確保して迎えた今日、約2年を経てようやく観てきました「ニンジャバットマン ザ・ショー」です。どうせヤバいんだろうしネタ収集家として見届けておこうくらいの失礼極まりない動機でしたが結果的にまあまあ楽しめました本当にごめんなさい。ただ、想像してたいわゆる演劇的な舞台ではなかった。基本的に役者による台詞は無く、映像と音楽をバックに殺陣とアクションとダンスで魅せる、タイトル通り「ショー」という感じでしたね。下手に台詞を入れて緩慢になるよりはむしろ正解かもしれない。売れない芸能人の腰掛け舞台感もなく、全員ちゃんと動けていて、おそらく本職のダンサーとかもいたんじゃないかな。バットマン役の滝川広大、立派なガタイでよく動く。2.5界隈で活躍してる役者らしい。ジョーカー役のなだぎ武、50過ぎでよくやるなあ。吉本芸人は動ける人が多い印象。キャットウーマン役の安納サオリ、スターダムの女子プロレスラーなの? 全身ラバースーツありがとうございます。ハーレイ・クイン役の室田瑞希、ハロヲタおなじみの元アンジュルム。欲をいえばもっとバキバキのダンスを見たかった。まあ久しぶりに見れてよかった。というわけで当初の当たり屋的な目論見は外れましたがそこそこ楽しめたので結果オーライです。そういや座席のあちこちでダブルブッキングが発生していて開演時間が少し押したのはワロタいやワロエナイ。飛行機じゃあるまいし今どきそんなことあるんか。完売してなくてよかったですね。