ネットに影響される人の日記

ネットに影響される人の日記

影響されたり、観たり、聴いたり。

映画2021年6月

6月が終わりました。5月分はこちらです。

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梅雨入り前から週末は天気が悪かったりでなかなか出かけられなかったのでストレスたまり始めてます。梅雨明けはまだか。映画はなんかいろいろと見逃してる気がするんだけどコロナもあるし天気も悪いしでわざわざ都内まで行くのも面倒でどうしようもない。相変わらず自宅で観る気もしないので、まあそんな感じです。そういや今年こそ夏は海でモテようと30日プランクチャレンジアプリで初級の30日をやり切ったんですが腹が凹んだ気がしなくて、中級に進んでもいいけど気分を変えて30日でシックスパックというアプリの初級をやってます。ハードすぎて30日やり切る自信がありません。というわけで6月分、行ってみましょう。

 

52. 映画大好きポンポさん
いい意味で予想通りでした。いやー面白かったー。ネットでバズっていたときに読んで、単行本も買っていたポンポさん。原作モノの映画は観るまでドキドキするわけですが、ほぼ原作通りで安心して観ることができました。なにより声優がみんなハマっていてキャラを壊していなくてよかった。逆に言えばあまり冒険はしていないので、そういう意味で評価はわかれるかもしれない。ただし映像の作り込みは凄いのでビビる。原作にないプロットが少し追加されていたけど、夢に向かって進む物語の邪魔にならずきちんと役割を果たしていたのでアリでしたね。ジーンの初監督作を見終わったポンポさんが「面白かった」ではなく「好き」と言ってくれたのたまらんよね。私は創作者ではないけど、もしそうだったら言われて一番嬉しい言葉だと思う。あらゆる称賛も「好き」には敵わない。そういえばエンドロールで音楽が松隈ケンタだと知り驚いた。旧BiSのラストライブに行ったのはもう6〜7 年前か。懐かしいなあ。ちなみに本作は映画.comによると上演時間が90分だそうです。そりゃそうだ。超えてたらどしようかと思ったわ。そういや映画スタッフそのままで制作されたという主題歌MVが公開されましたね。なかなか良かった。

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53. るろうに剣心 最終章 The Beginning
4月に「The Final」を観て物語が完結してしまったのにこのあとどうすんだろと思ったら本作「The Beginning」は一連のシリーズの前日譚でした。愛した男を殺した男の懐に入り込みその時を伺うなかで次第に本気で愛してしまうというベタなお話は嫌いじゃないです。池田屋事件が絡む幕末の物語なのであのへんが好きな人はより楽しめるのかな。私は日本史からっきしなんだけどそれはそれで楽しめました。幕府と長州がバチバチやってたのか、オレオボエタ。新選組のメンツのうち沖田総司村上虹郎が演じているんだけど彼は本当に声が惜しいよなあ。役柄によってはあの声もハマるんだけど、強い役ではどうしても浮いてしまう。ちなみに私は有村架純より武井咲のほうがタイプです。ところで「るろうに剣心」をずっと「流浪に剣心」だと思ってたんだけど「流浪人(るろうに)剣心」であることを初めて知りました。またひとつ賢くなってしまった。


54. グリーンランド ―地球最後の2日間―
NASAですら直前まで捕捉できなかった彗星の破片が隕石となって地上にガンガン降ってきて一番でかい奴がが落ちたら動植物の75%以上が消滅という世界崩壊の危機まで48時間という中でアメリカでは選ばれた個人のスマホに大統領からメッセージが届きグリーンランドの地下にあるシェルターに入れることになったジェラルド・バトラーと妻と娘が果たしてタイムリミットまでにシェルターに入れるのか!? という話だけどまあ入れるよね。それは良いんだけどどうやらこの夫婦は夫が他の女とヤッちゃったことが妻にバレて離婚の危機だったようなんだけど世界の危機でそのへん有耶無耶になっちゃって命の危機に自分と娘を助けてくれそうな人なら不貞もあっさり許せちゃうのか~やはり筋肉は正義なのか~これヒョロガリ夫だったら終了だよな~と不毛なことを思ったりしながら見てしまいました。そうです私はヒョロガリです。嘘です。筋肉のないちょいポチャです。しかし動植物の75%が消滅して近代的な設備がほぼ崩壊した世界に生き残るのもかなり地獄だと思うので、でかい隕石衝突により450度の熱風に瞬殺されるほうを私は選びそうですね。


55. コンティニュー
地球の危機が迫る「グリーンランド ―地球最後の2日間―」を見た日にまたもや地球の危機が迫る作品を観てしまった。いわゆるループものです。目覚めると謎の殺し屋に殺され、殺されるとまた目覚めてまた殺されるループを繰り返し、記憶が残るので少しずつ攻略していきこのループを抜け出す方法へ一歩ずつ進む。どうやら主人公は戦場帰りで強いらしい。で、その妻が研究開発したマシンが時空を歪めて過去を修正できそう(ただし使い方を間違えると地球が崩壊する)なことに悪巧み上司が気付いて、妻は自分が殺されることを予測してネタを仕込んでおいた、その結果がこのループ。ストーリーはわかりやすいし主人公がレベルアップしていく姿はなかなか楽しい。敵の刺客もバラエティに富んでいて格ゲーっぽさも。ここまではいいんだけどこれまた「グリーンランド ―地球最後の2日間―」に続いて本作の夫婦も夫の不貞で離婚の危機だったのに地球の危機の前ではそんなことはどうでもよくてなんだかんだで仲直りするとかマジっすかという感じですよ。結婚したことないからわからんけどそういうもんなの? 女心はわからんのう……


56. Mr.ノーバディ
うだつの上がらないお父さん、妻にも息子にもスルーされる、唯一の味方は幼い娘、そんな家庭に押し入った強盗により僅かな金を盗まれ何もできなかったお父さん、この件はこれで終わりかと思いきや娘が大切にしていた猫ちゃんのブレスレットがないことが発覚、盗まれた現金が無造作に置かれていたトレーにそのブレスレットも置いていた、お父さんブチギレ、日頃の鬱憤も加勢してここからスタート、という感じ。このお父さんは何者なのか、この暴れっぷりは大画面で見たいねえ。街のチンピラをぶちのめすやり口も私生活でのストレス発散も兼ねてオーバーキル気味でドン引きしつつも見ちゃうよねー、面白いもん。このお父さんとにかくハチャメチャに強いんだけど、ラスボス的な奴に交渉で揺さぶりをかけたり頭もキレるから只者ではない。そしてお父さんのお父さんにドク、もとい、クリストファー・ロイド。この爺さんがまた曲者で老人施設で一日中テレビ見てるだけのボケ老人かと思いきやショットガンの扱いに慣れすぎていて最高。この作品は脚本家がジョン・ウィックの人だそうで比較されがちですが、ジョン・ウィックのような悲しさは無くて、わりと楽しく観れる痛快アクションて感じですね。たぶん続編も作られるだろうし、終盤で覚醒した感のある妻の活躍も期待したいところ。


57. クワイエット・プレイス 破られた沈黙
わずかな音に反応して超高速で人間を食いに来るムシみたいな奴との戦いの物語です。おもしろいけどなんかモヤモヤするんだよなー。と、前作でも思ったことをまた思うなど。世界の危機と家族の危機なら後者が優先されるのはわかるんだけど、自分が作ったリスクを他人に背負わせるのはさすがにキツくね? とはいえ面白いのは面白いのであまり気にせず行きますか。基本的にアイツとどう戦うか、どう逃げるかという話なので単調になりやすいんだけど、今回は3班に別れての作戦を取るため、班の切り替えでダレずにテンポよく展開したのは正解だと思う。度胸と強さのカーチャンとネーチャンに置いていかれるビビりの弟くん(ノア・ジュプ)可愛すぎるだろ。今回はこの弟くんの成長も見られるのでたまらんですね。


58. ザ・ファブル 殺さない殺し屋
前作の冒頭ではファブルの特殊能力の説明動画みたいなやつがありましたが、今作は助けられなかった少女(平手友梨奈)との出合いを回想する場面から始まり、特殊能力っぽさは控えめだったかな。それよりもとにかく力わざでねじ伏せる、まあそれ自体も特殊能力ではあるんだけど、という感じで、崩れる足場の全力疾走シーン、あれガチでやってないよな? ガチだったらさすがに頭おかしいぞ、みたいなシーンもあって、なかなかおもしろかった。そして妹(木村文乃)のアクションは正直もう少し頑張ってほしい気もするけど、訪ねてきた殺し屋(安藤政信)の銃を奪うシーンはカッコよかった。ちなみにこの殺し屋が安藤政信だと知ったのはエンドロールでした。全然気づかなかった。年食っていい感じになったな。そのエンドロールで「今堀恒雄」という名前を見つけてテンション上がるなど。トライガンのサントラはいまだに聴いてます。その今堀恒雄の隣に「小田朋美」という名前も。こちらは菊地成孔の粋な夜電波で知った人ですね。知ってる名前が出てくると嬉しいもんだ。エンドロール後に少し映像があるのでご注意を。どうやら3作目もあるっぽい?


59. モータルコンバット
モータルコンバットというゲームがあって、95年には映画化されているらしい。ゲームはやらないし、当時は映画に興味なかったのに、名前だけは知ってたんですよね。そんなにヒットしたんだろうか。人間界と魔界の十番勝負みたいな設定で、魔界優勢、負けると人間界は魔界に征服される、人間界で戦士を探すなかに伝説のハサシ・シンゾウの血を引くものが、という感じでまさにゲームっぽいですね。ちょいちょい日本語っぽい名前が出てくるのがムズムズする懐かし恥ずかしいあの感覚を味わえます。人間界の味方っぽい謎の人物は最初から最後までずっと目が光っていて、エンドロールを見るまでそれが浅野忠信だとは気づきませんでした。中学生が誰にも言えず初めて書いた小説という感じなので人を選ぶ作品だとは思いますが、グロはけっこうちゃんとしてるのでそういうのが好きな人は楽しめそう。心臓鷲掴みはランボーラストブラッドを思い出すよね。そういや敵ボスが古田新太大沢たかおを足したような顔でした。シュッとしたイケメンのリュウ・カン(ルディ・リン)、顔と体のギャップがすごい。


60. Arc アーク
ここ数年SF界隈で話題の作家ケン・リュウの短編が原作ということで、ケン・リュウ作品は未読だったけど期待して観たら全く刺さらなくてつらかった。死を受け入れられない者がプラスティネーションによるエンバーミングで遺体を永遠のものとする社会。その裏で開発が進められていたテロメアの初期化による人間の不老化がついに完成。ただし不老化処置は超高額で、遺伝子異常で適用できない人もいる。ここまではまあいい。経済的、身体的制約がない人で不老化処置を望まない人はいないはず、という主人公の価値観が引っかかってしまい、最後までノリきれなかった。主人公だけでなく周囲の人みんなそうなのでなおさら。多様な価値観の現代においてそんな思い込みある? 理解はできないけどそういう人がいることは知ってる、くらいならまだわかるけど。演出も寒かった。あえて無機質な台詞回しをさせているんだろうけど、下手な役者にしか見えないのがつらい。そういうのが気になり始めると劇伴まで寒くなってきた。あまりにも「いかにも」なBGMがつらい。細部もつらい。遺体に素手で触るなと怒鳴る一方でマスクもキャップもつけず普段着で作業するのかよとか。プラスティネーションの儀式も仕組みがわからないからただ寒かった。永遠の命を得た主人公が限りある命の尊さに気づくみたいな展開がとても古臭く感じてしまった。極めつけはラストカット。寒い。というわけで、原作がそうなのか、映画がやらかしたのか、いずれにせよかなり厳しい。こんなことなら未履修でもいけると噂のレビュースタァライトかハサウェイにしとけばよかったよ。


61. 1秒先の彼女
「昨日を失くしたので届け出たい」と交番で訴えるヤン・シャオチー。昨日は大切なバレンタインデー。冒頭のこのシーンにたどり着くまで少しかかります。なぜこんなことになったのか。美人でモテモテの後輩と、無気力な先輩に挟まれて、郵便局で働くヤン・シャオチーは幼少期からせっかちで何をやってもワンテンポ早くて人に迷惑を掛けてきた非モテ女。そんなヤン・シャオチーに運命の出会いがついに訪れ生まれて初めてキラキラなバレンタインデーを過ごすはずだったのに、朝起きたらその翌日になっていた。記憶がないのに日焼けしてる。途方に暮れて交番に行ったのが冒頭シーン。わずかなヒントを頼りに失われた昨日を探し始めたヤン・シャオチー。と並行して描かれる、幼少期から何をやってもワンテンポ遅く人に迷惑をかけてきた非モテ男。彼は何者なのか。という感じで、この作品とてもおもしろかったです。なにより非モテ女ことヤン・シャオチーが普通にかわいい。ポジティブなのかネガティブなのか、でも基本的に前向きで、溜め込まないタイプ。モテるタイプだよなこれ。まあこういうキャラクターを作れた時点で大勝利じゃないかと。ワンテンポ早い女、ワンテンポ遅い男、この意味もなかなかおもしろい。まあSFというよりファンタジーかな。わりとガバガバな設定ではあるけどネタとしてはおもしろい。ただし、確実に批判されるポイントがあり、かなり致命的かもしれないんだよなあ。結果的に幼少期の思い出込みで良い話っぽくなっていても、デートドラッグ問題と同じ状況なので。女性視点では不安と恐怖でしかない。というわけで好きだしおもしろいけど、そう表明すること自体がリスクになりうる作品だなと。そういう時代。エンドロールで流れた2曲がとてもよかった。

1曲目はビージーズの「I Started a Joke」

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2曲目は本作主演女優である李霈瑜(Patty Lee)の「Lost and Found」

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歌ってる映像もあった。たまらんね。(貼れない動画のようなのでリンクでどうぞ)


62. BanG Dream! Episode of Roselia Ⅱ : Song I am.
先月観た「BanG Dream! Episode of Roselia I:約束」とセットの作品です。前作はRoseliaの前日譚というか結成から雨降って地固まるまでの物語。なのでわりと重い空気が漂っていたのに対して、今作はやるべきことが見えて突き進む物語。全体的にテンポ良く楽しい作品になってました。ドラムのあこが悩みつつも一皮むけた感もあるし、Roseliaとしてもフューチャーワールドフェスで大成功してしまったので、この先どうするんだろう。で、たまたま舞台挨拶中継ありの上映で、キャストだけでなく総監督と監督のこだわりポイントなども聞けて面白かった。あのシーンの背景のクリスマスイルミネーション、たしかにキラッキラしてたもんなー。というわけでまた次回作があるなら観てみますかね。

 

ではまた7月分で。

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