先日この記事を見て、しばらく行ってなかったリバヨンアタックで記事の回鍋肉を食べようと思い、じゃあTOHOシネマズ日本橋で映画を観てそのあとランチにするかと映画のチケットをポチッとしてから、ランチタイムはグランドメニューを出してない可能性に気付いて調べたら案の定ランチタイムはランチメニューのみで、そのランチメニューに回鍋肉が見当たらない、そもそもコロナ禍かつ緊急事態宣言下で夜間営業と土日営業を中止しているとのこと、回鍋肉がだめなら他のランチメニューでもという作戦も開始前に破綻してました。(リバヨンアタック記事はこちら)というわけで映画のチケットはキャンセルできないしとりあえず映画は観ました。「哀愁しんでれら」なかなか面白かったです。で、ランチ探しにコレド室町を練り歩いてみたけど半分以上は休業中で、営業してる店にもなんとなく気分が乗らないところに、そういや今度このあたりに来たら鯖しゃぶ食べようと思っていた店があったことを思い出して行ってみました「しまね料理とさばしゃぶの店 主水」です。
当然鯖しゃぶモードでしたが一応メニューを見たらなんか美味そうな海鮮丼があって気付いたら海鮮丼を食ってました。おい。鯖と鰤と真鯛と蟹とイクラとイカの海鮮丼もなかなかでしたね。とろみと甘みの甘露醤油もうまかった。次回こそは鯖しゃぶだ。
ごち。
そして錦糸町に移動して軽くお茶したあとは本日のメーンイベントのこちら。
ライブビューイングジャパンの公演一覧を見ていたらコメディっぽい感じのビジュアルだったので即ポチ。そして花組初体験です。過去三度はたまたますべて月組だったのでそういう意味でも楽しみにしていました。
舞台は禁酒法時代のニューヨーク、ロングアイランド。贅沢三昧、苦労知らずのプレイボーイであるジミーは、四度目の結婚を明日に控えて独身最後の夜を楽しんでいたところ、一見ボーイッシュな風体ながらも実にチャーミングな女性ビリーに出会う。ところが彼女の正体は酒の密輸を企てるギャングの一味。そうとも知らずビリーに惹かれてゆくジミー。そんな二人が巻き起こす愉快な大騒動の行方とは……。
アメリカ音楽界の至宝、ガーシュウィン兄弟の珠玉の名曲に乗せて、個性豊かな登場人物が織り成すロマンティック・コメディ。
冒頭の歌とダンスで楽しいことが確定して大勝利でした。シリアスな物語も嫌いじゃないけど、楽しくて笑える物語のほうが好きなんすよね。その点でも宝塚初体験が「愛聖女」でよかったなと。本作はロマコメと言いつつかなりコメディ要素が多くて、途中で「これは吉本新喜劇か?」みたいな感じになるくらいで、ベタな笑いが苦手な人は寒くなることもありそうなやつですが、「そういうもの」として見始めてしまえば全く気にならなかったし、振り切れ方も本家?に勝るとも劣らないレベルでまあ笑わせてもらいました。特にアイリーン役の永久輝せあ、長身で手足が長くてめちゃくちゃカッコいいんだけど壊れっぷりがハンパない。あとで調べたらずっと男役だった方が今回始めて娘役を演じたそうな。転向ではなくこういうことはわりとよくあるそうですね。とにかくアイリーンは頭がイッちゃってるんだけどそのヴィジュアルと所作のキレでとにかく印象に残りました。またお気に入り役者が増えてしまった。そして主演、ジミー役の柚香光、ビリー役の華優希。柚香光は超絶イケメンだし華優希は超絶チャーミングだし、偽執事クッキー役の瀬戸かずやもイケメンすぎて、毎度のことながらイケメンパラダイスですわ。40過ぎたおっさんもイケメン見たっていいじゃないですか。そして本作一のコメディエンヌともいえるジェニー役の音くり寿がいい味を出していて、舞台上の役者ひとりも見逃せない贅沢な悩みとの戦いです。当然これらのキャスト全員の歌とダンスがガチなので、(ライブビューイングなら)気軽に見れるエンタメの最高峰では。
てなわけで前回に続いて錦糸町で宝塚を観たら李湘潭湘菜館でメシのつもりでいましたが終演が20時直前だったため、緊急事態宣言の時短営業で間に合わず。残念。近いうちにまたライブビューイングありそうだしその時にでも。つーか他の映画館でもいいんだけどむしろ李湘潭湘菜館に行きたくて錦糸町を押さえてるとかなんとか……
今年の観劇一覧。