ネットに影響される人の日記

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影響されたり、観たり、聴いたり、食ったり。

映画2023年6月

※2023/12/30に書いてます

 

5月分はこちらです。

htnmiki.hatenablog.com

 

2024年はちゃんと書くぞ。

 

56. 波紋
筒井真理子好きだしなーということで観たんだけど結局この監督は苦手だということを確認するだけになってしまった。原発事故、寝たきり介護、夫の蒸発、カルト、謎水、枯山水、理不尽な客、戻る夫は末期癌、無神経な夫、無神経な息子、無神経な息子の彼女、片づけられない女、どれもそれぞれのパートとしてはそれなりにおもしろいんだけど、どう繋がってるのかがよくわからないんだよなあ。とても失礼な言い方をすると「っぽい」を詰め込んだみたいというか。そして脈絡がないので結局なんだったんだ?と。極めつけはラストの天気雨でのフラメンコ。さすがに脱力っすわ。ちなみに「波紋」というタイトルで「※これはイメージ映像です」みたいなリアル波紋を見せるのもどうかと思いました。


57. 怪物
是枝裕和坂元裕二のタッグで話題の本作。両人の過去作もなかなかおもしろいものが多いのでそれなりに期待していたんだけどいまいち乗りきれなかった。子供の友情それ自体は大好物だし少し生きづらさを抱えた異物感もよく描かれているしそれをそのまま描ききればよかった気がするけど大人たちのわざとらしさがずっと引っかかったままでどうにも気持ち悪い。思えば坂元裕二の過去作はキャッチーさと引き換えにわざとらしさが目立っていたようにも感じる。本作で「そりゃ無いだろ」と思うのが田中裕子演じる校長先生の振る舞い。ミスリードを誘うにしてもひどい。視点を変えると異なる見え方がある、ではなく単に支離滅裂だよこれじゃ。そして子供の描き方で引っかかるのが「大人が考える子供像」なんだよね。フィクションである以上は難しいのもわかるけど「雑魚どもよ、大志を抱け!」なんかはとても上手く描けていた。まああれは半自伝的なのかな。とにかく期待が高かっただけに残念感が強い。


58. リトル・マーメイド
キャスティングで一悶着?あるようだけど過去作も観たことがないので今回初マーメイドしてきました。そもそもアンデルセンの人魚姫もよく知らず。結果、物語自体が私好みではなくて微妙な感じになってしまいました。なにがダメだったんだろう。出会いから恋に落ちるまでが秒なのがアレなんだけどそれはこの手の作品の定番だしなあ。王子にたいした魅力が無いのも大きいかも。アリエルは末っ子なのか頭ごなしの父親に反発したいお年頃。陸に挙がりたい動機もなんか物足りないというか。そして父のポジションもハッキリせず。唯一魔女だけは一貫していたけど結構弱くて。あ、魔女の人間形態ヴァネッサ(ジェシカ・アレクサンダー)は良かったなあ。ラストの人魚族たちがポコポコ現れるシーンはチンアナゴみたいでワロタ。ところで最近のCGゴリゴリ作品でCGを頑張れば頑張るほど生モノのハリボテ感が際立つ現象はどうしたもんかね。なかなかつらい。というわけで初マーメイドはうーんという結果に。アニメの方だと印象変わるのかな。関連記事で面白かったので貼っておく。
https://note.com/cockatrice/n/na78d1a1979e9
https://note.com/cockatrice/n/n0860d82b074a


59. ウーマン・トーキング 私たちの選択

 

60. M3GAN/ミーガン

 

61. ザ・フラッシュ

 

62. スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
現代アートバンクシー、インド、ブリカス、食べて祈って恋をして、別バース、実写スパイダーマン、カノンイベント、失う運命、go to homeマシン、42へ、42のおじさんとマイルスは……、マイルス=シンジくん、なにがQだよ!

 

63. 忌怪島/きかいじま
緊急事態のアラート音、演技力、山本美月VR、イマジョ、男を誑かし女たちに殺された、その息子シゲさん、あちらとこちら、こちらの門(鳥居)を閉じる、切るのかよ、海に浸かってたのにマッチ一本で燃える、乳白色入浴剤の入浴シーン、VR機器は防水、どこからVR?夢オチ?、女子中学生

 

64. 告白、あるいは完璧な弁護

 

65. To Leslie トゥ・レスリー
ダッチ、ナンシー夫婦、モーテルのスウィーニー良い奴、モーテルのロイヤル、まともに見えてギリギリのバランスで生きてる、宝くじは本質ではない、酒はヤバい、ハッピーエンド、ではないよなあ……

 

ではまた7月分で。

htnmiki.hatenablog.com