KAATで観劇後に毎度おなじみメゾン・ド・ハラでディナーです。日中の気温10度くらいで晴れていると5分歩くだけで汗が止まらなくなる上に夕方から体が火照るという更年期障害なのかよくわからない症状があるので気温5度くらいで曇り空がちょうどいい。年取ることに抵抗はないけど各所がぶっ壊れてくるのは面倒ですね。とりあえず美味いもん食って気を紛らわせましょう。
前菜は鶏レバーとポロネギのテリーヌパイ包みです。見たことがないメニューはとりあえず食べてみる。鶏レバーだし多少臭みがあるかと思いましたがポロネギの香りと甘みのおかげなのか臭みゼロでレバーの濃厚な味わいは健在なのでめちゃうまでした。なお、これがメインでもいいんじゃね?というサイズでした。付け合せの豆の煮込み?も濃厚でパンが進みました。山盛りの鎌倉野菜にいぶりがっこが入っていて店内に良い音が響き渡るなど。
主菜は熊本産あか牛赤ワイン煮です。これまた良いサイズの肉塊ですがほろほろなのでどんどん食べられる。わずかに残る脂身はトロットロです。脂の塊かと思ってフォークを指したら大根でびっくり。添え物野菜が面白いんだよなあ。他にはほうれん草、にんじん、芽キャベツ、ホワイトアスパラ、ブロッコリー、マッシュルーム、じゃがいも、こんな感じだったような。ほろほろの肉と染み染みの大根でフレンチ版牛すじ煮込みといえば伝わるかな。すじ肉じゃなくて赤身の塊だけどね。とにかくめちゃうま。
デザートはナポレオンパイ風です。インスタでゴリ押ししてたので頼んでみたけどクオリティ高いなあ。サクサクパイに程よい甘さのカスタードクリームたまらんね。前菜もパイだったのでこの日はパイ祭りです。
いつも写真を撮り忘れちゃうんだけどここの自家製パンが美味くてこの日はブリオッシュだったんだけどこれがバターじゅわじゅわでめちゃくちゃ美味かった。「この日」というのはたぶんシェフの気分で日によって変わるのです。この日は最初にブリオッシュ、おかわりでバゲットをいただきました。店に行ってみないとどのパンなのかわからんのだけど何が出てきても美味いからこれも楽しみのひとつですね。あとテイクアウトできるあんぱんとかもあるので買って帰ることも多いです。何が出てくるかわからないという意味では前菜・主菜・デザートも同様で、定番ぽいメニューが無いわけじゃないけど随時入れ替わるので、いつ行っても、何度行っても楽しいです。ファミレスに代表されるようないつも同じものを食べられる店の安心感も捨てがたいけど、変化が欲しいときにここみたいなお店はありがたいよねえ。
ごち。
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