■指揮
小林研一郎〔日本フィル 桂冠名誉指揮者〕
■ヴァイオリン
周防亮介
■曲目
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 op.74「悲愴」
■会場
相模女子大学グリーンホール
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は定期的に聴きたくなりますね。ブログ内検索したら前回は今年の5月なのでもう少し間を開けてもよかったか。というわけで「ぴあ」で検索したら出てきた公演に行ってきました。相模大野初上陸です。遠い……。とりあえず曲目だけで検索してポチッたのでソリストまで見てなかったんだけど5月のN響のときと同じく周防亮介でした。得意曲なんだろか。オケは違えどヴァイオリン協奏曲はたまらんすね。がっつりアガります。で、悲愴は随分前に聴いた気がするけどいつだったかどこのオケだったかすら記憶にないという。それくらい久しぶりだけどこちらも素晴らしかった。終わり方に物悲しさはあるんだけど全体的にわりとキャッチーというか私のようなド素人でも寝落ちせずに聴ける曲だと思う。コントラバスがひたすら擦るところがあってそこでコントラバスの1人がニッコニコで弾いてて最高だった。そんなんこっちも楽しくなるわ。まあ楽しくなる曲かというとアレなんだけど演者が楽しそうなの好きなんすよね。ジャズのソロ回しとかたまらんし。公式サイトの楽団員一覧をを見るとおそらく宮坂典幸氏っぽいんだよな。推しメンですわ。あと第2ヴァイオリンの神尾あずさ氏とフルートの真鍋恵子氏に見覚えがある気がしたんだけどどこで見たんだろう。わからん。そういや悲愴で思い出したんだけど2004年にゲルギエフとウィーンフィルのワルツポルカ祭りに行っていてその翌日の演目が悲愴だったんですよ。なぜ覚えてるかというとこの年の9月に北オセチアで学校占拠事件があってその直後のコンサートでゲルギエフが泣きながら指揮をしたことがかなり話題になっていて11月の来日時も悲愴が注目されていたから。にもかかわらず私はワルツポルカ祭りを選んだという。だって好きなんだもん。ウィーンフィルのワルツポルカ祭りとか最高じゃん。そんなエピソードもありつつの今回の悲愴でしたとさ。今これ書くために調べたサントリーホール公演アーカイブ素晴らしいな。ホールの限定なしのこうしたサイトがあると便利だよなあ。アンコールはウクライナとロシアを胸にダニー・ボーイを演奏してくれました。まあね、そういうことですわ。というわけで、たのしかったー。次はいつ聴きに行こうかなあ、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。