ネットに影響される人の日記

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影響されたり、観たり、聴いたり、食ったり。

6. N響 ゴールデン・クラシック 2022


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■出演
ヴァイオリン:周防亮介
指揮:高関健
管弦楽NHK交響楽団
■曲目
チャイコフスキー
 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
 交響曲第5番 ホ短調 Op.64
■会場
東京文化会館 大ホール

 

昨年の公演がコロナで延期になりちょうど1年スライドしたのがこの公演です。つまりチケットを買ったのが1年と数ヶ月前。なんでこれ買ったんだっけ? みたいになって曲目を見て思い出した。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴きたかったんだ。チャイコフスキーの曲が敵性音楽になるなんて1年前は想像できなかったよなあ。まあ特に避けられてるのは「1812年」らしく本公演は無事開催されてよかった。で、ヴァイオリン協奏曲ですがこの曲を知ったのは映画「オーケストラ!」です。ググってみると映画の公開が2010年で、その前2008年にドラマ「のだめカンタービレ」で同曲が使われていたとか。見ておけばよかったな。で、映画「オーケストラ!」ですがとてもおもしろくて2回観に行ってしまった。映画のラスト10分くらいがこのヴァイオリン協奏曲の演奏会シーン(+回想、その後等)となっています。映画で曲を知ったので10分くらいの曲がだと思っていたら実は3楽章で計40分くらいの協奏曲ということを後から知りました。

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全編聴いてもやっぱり大好きでいつか生で聴きたいと思いつつ先延ばしにしていたところふと思い出して曲指定で検索してたら出てきたのが昨年のこの公演でした。結局1年延期となってしまい高まってしまった欲の解消のために他の公演を探して聴きに行ったのがこれ。

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ちなみに映画の全10分ですが本来の40分を聴いたあとだとさすがに端折り過ぎ感はあるものの本編の緩急をいい感じのバランスで構成していて個人的には全然アリだと思っています。ガチのクラオタがどう思うかはとりあえず置いといて、この曲の雰囲気を掴むにはとてもいい映画だと思います。また、この曲は眠たくなるパートが比較的大少ない曲というのもクラシックにわかの私にはちょうどいい。仮に序盤で寝てしまっても終盤からラストにかけての盛り上がりでたぶん起きます。私の隣の席のおじさんが盛り上がるパートになると小さくエアタクトを振っていてニヤニヤしてしまったけど気持ちはわかる。昨年聴いた外村理紗も素晴らしかったけど今回の周防亮介もカッコよかったなー。他の曲も聴いてみたくなる。というわけでチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲はいつ聴いてもアガる大好きな曲です。で、もう1曲の「交響曲第5番 ホ短調 Op.64」は初めて聴いたけどこちらもわりと盛り上がる曲でまたあとでちゃんと聴いてみようと思いました。周防亮介がアンコールで弾いたのは誰の曲なんだろう。最後に弦を緩めてピッチベンドするという「1日1回しか使えない必殺技」みたいでおもしろかった。ドラクエ曲もそうだけど好きな曲は何度聴きに行っても飽きないのでまたチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴きに行くぞー。

 

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