ネットに影響される人の日記

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影響されたり、観たり、聴いたり、食ったり。

17. 東京都交響楽団ドラゴンクエストコンサート 交響組曲「ドラゴンクエストV」天空の花嫁

■作曲
すぎやまこういち
■指揮
和田一樹
■演奏
東京都交響楽団
コンサートマスター
矢部達哉
■会場
J:COMホール八王子

 

遥か彼方のJ:COMホール八王子まで行ってきました毎度おなじみドラクエコンサートです。なお毎度おなじみと書いてますがおなじみではない点があります。関東で開催されるドラクエコンサートはほぼシティフィルの独壇場ですが今回は都響です。ドラクエのオケ版CDは初期はN響でしたが今は都響らしいですね。CD買ってないから知らんけど。なので公式オケと言っても差し支えなさそうです。散々ドラクエコンサートを聴いてきたわりにその都響ドラクエを聴いたことがないのはどうなんだということで。で、都響ドラクエ、本当に本当に素晴らしかった。序曲冒頭のファンファーレにグッときて、「王宮のトランペット」のトランペットにグッときて、全体通して金管にグッときて、「大魔王」のティンパニにグッときて、誇張なしで震えた。トランペット兄さんと少し強面ティンパニ兄さんめちゃカッコよかったなー。そしてアンコールが俺得すぎて失禁しかけた。まずは2から「この道わが旅」。少しテンポ遅めで演奏されてこれがまた例のトロンボーンからトランペットのソロパートで生きるんだわ。何度も書いてるけどこのパートが好きすぎて漏れそう。アンコールは1曲かなと思ったらもう1曲で始まったのが3から「そして伝説へ」。いやいやこれはマズイって。本当に漏れちゃうよ。シリーズで一番好きな3のEDですよ。冒頭のトランペットで全身の穴が開いた。「この道わが旅」とは一変してむしろテンポ速めで演奏される「そして伝説へ」にテンション上がりすぎて死にそう。都響の2、3を聴けるとは思わなかった。万雷の拍手で終了と思いきやもう1曲、11から「序曲」。本編で天空シリーズを演奏しておきながらアンコールでロトシリーズ2作とロトシリーズ(を含む過去作)オマージュの11という懐古厨を殺すセトリ。はぁ、生きててよかった。死にかけたけど。客電が付いても鳴り止まない拍手に指揮者の和田一樹が再度登場してすぎやまこういちを偲ぶように譜面台に一礼して会場が割れんばかりの拍手ですべて終了。いままでに数えきれないほどのドラクエコンサートを聴いてきてどのコンサートもそれぞれ最高だしとても記憶に残るものでしたがその上で今回がベストだったと記録しておきたい。

 

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