~第1幕~ ライン川流域の村
舞台は中世ドイツの豊かな森に囲まれた村。青年ロイスは村娘ジゼルに想いを寄せています。しかしある日、ロイスが実は身分を隠し、婚約者もいるアルブレヒト伯爵であることが猟場番人ヒラリオンによって明らかになります。ショックのあまりジゼルは気を失い、狂気のなか自ら命を絶ってしまいます。
~第2幕~ 森の中のジゼルの墓
深夜の森、ジゼルの墓参りにやってきたアルブレヒト。そこに精霊(ウィリ)たちが現れます。ウィリたちはアルブレヒトに死へと追いやる舞踏を強いますが、同じくウィリとなったジゼルは懸命に彼を守ろうとします。アルブレヒトの力が尽きかけようとしたその時…。
毎度おなじみのスターダンサーズ・バレエ団です。今回のジゼルはダブルキャストで、私は渡辺恭子・林田翔平の回を鑑賞しました。ジゼルをモチーフにしたCocco主演の舞台「ジルゼの事情」を2014年に観た記録は残ってるんだけど内容は正直ほとんど忘れてるためジゼルに関する知識はほぼゼロでした。で、公式サイトの上記あらすじを読むとクソ男のせいで女が命を断つという胸糞物語にしか見えなくておいどうすんだよこれ……と思ったのが開演30分前。下調べしてたら避けてたタイプの物語なので調べなくてよかった。第1幕、たぶん塩谷綾菜と佐野朋太郎だと思うんだけどこのふたりがヤバかった。何がどうヤバいのか説明したいのでもっかい見たい。そしてジゼル(渡辺恭子)の片足ジャンプ移動。なにあれヤバい。もっかい見たい。第2幕、緞帳があがると立ちこめる霧。バレエにハマったのは身体表現に圧倒されたからなんだけど、舞台セットの迫力も理由のひとつ。精霊ウィリたちの無表情なダンスが怖い。ジゼルが死んだのはアルブレヒト(林田翔平)のせいなのにその地に足を踏み入れたばかりにウィリにより死ぬまで踊り続けさせられるヒラリオン(渡辺大地)可哀想すぎるだろ。ヒラリオンの人生とは。ウィリのボスみたいなミルタ(榎本文)かっこよかったなー。例に漏れずアルブレヒトも踊り続けさせられるのになぜか助けるジゼル。余計にヒラリオンが可哀想で泣けてくる。なんなんだこの物語は。と思ってたら終了。うーん、モヤモヤするわー。まあそれが悲劇か。でもなー「また観たい!」とはなりにくい作品だなー。少し時間を置いてみるか。
「ジゼル」初日、終演いたしました!!
— スターダンサーズ・バレエ団 (@SDB_ballet) 2022年5月14日
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました💫✨
本日の舞台写真をお届けします📸
明日は喜入&池田ペアです!
ご来場を心よりお待ちしております😊
📸©︎Kiyonori Hasegawa pic.twitter.com/unVUT55bOd
「ジゼル」14日のオフショットをお届けします🤗🎉
— スターダンサーズ・バレエ団 (@SDB_ballet) 2022年5月16日
4枚目は振付指導のデニス・ボナー氏とジゼルを演じた渡辺恭子のツーショット📸💫
※撮影時だけマスクを外しています。 pic.twitter.com/qhCq1s0d1M
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