国立劇場の帰りに見つけた高級店風の灯りのな山形料理『おば古』。でも外のメニューを確認してみたら案外リーズナブル。中は広々。接待利用無問題系の落ち着いた店で、出てくる料理がどれも丁寧でウマイ!
— アリーマ (@arima_y) 2022年2月18日
二人で相当飲み食いして一人六千円程。良い店見つけたな。国立劇場アフターはここにしよう♩ pic.twitter.com/o8e0nHtc8O
在華坊氏のリツイートで流れてきた上記ツイートに影響されて半蔵門の「おば古」に行ってみました。山形料理を全然知らないのでなるべく他の店では見かけないものを注文してみた。かろうじて知ってる山形料理の芋煮やだしはメニューに無かった気がする。
突き出しはひじきの煮物です。
むきそばです。そばの実をむいて茹でたものにだし汁をかけて鶏のひき肉やしいたけ、ネギ、ワサビと軽くまぜて食べるものだそうです。温かいかと思ったら冷たかった。
いわし梅煮です。どこでも食えそうだけど好きなので。
きもと酢味噌です。あさつきを山形ではきもとと呼ぶのだとか。
玉こんにゃくです。間違いない。
新庄蒸しです。甘鯛、五三竹、ごぼう、うど、玉ねぎです。蒸しといいつつあっさり出汁の食べるスープといったところ。このスープがとても優しくてめちゃうまです。けっこう野菜たっぷりなのも良い。甘鯛が小ぶりの一切れでちょっと物足りなさも。まあでもこれで腹いっぱいになるわけじゃないしそんなもんか。
もう少し行けそうだったのでゆり根のかき揚げです。熱々ホクホクうまー。
弁慶めし(味噌焼きおにぎり)で締めました。
カウンターです。
外観です。
尖ったものはひとつもなくどれを食べてもホッとする、そんな感じのお店でした。適当に山形っぽいものを頼んでたらお店の方に「山形の方ですか?」と聞かれたり、山形名物を聞くといろいろ教えてくれたり、とても感じのいいお店ですね。この時期にとれる寒鱈を使ったどんがら汁も気になるので早めに再訪したいなあ。