先日のブログの締めに「もう少しコロナが落ち着いたら夜も来てみたい」と書きました。新規感染者数は減少傾向ですが、まだまだ落ち着いたとは言えない状況です。そんな中で早速ディナータイムの訪問となりました。だって食べたかったんだもん。食欲って怖いですね。
前回はKOKIAのライブがあったのでそのついでにこのエリアでなにか美味しいものをと探したんだけど、今回はむしろここでのディナーをメインイベントにして、そのついでにこのエリアで楽しめることを探したらKAAT神奈川芸術劇場で面白そうな舞台があったのでソッコーでチケットをポチっと。というわけでこの日は朝から晩まで野毛山～桜木町～馬車道～日本大通りあたりをウロウロしてました。日中よく歩いて、あれこれしてたら昼メシを食べそびれて、腹減りMAXで待望のディナーです。
前菜のボリュームがすごいことは前回で学んでいたので野菜系ならもう少し落ち着くかとラタトゥイユをたのんだらまたもやボリュームがすごくて笑うしかない。ラタトゥイユって大抵のお店では小鉢みたいな器に少量なのでいつも「もっと食べたいのに」と思うんだけど夢が叶いました。おでんの大根のような太さのズッキーニが鎮座しており、よくわかんないけどいろんな野菜が山盛りで、けっこうな大きさのナスがまるごと1本隠れてました。野菜そのもののうまみを堪能できるラタトゥイユ美味しかったなあ。こんだけ野菜をもりもり食える店も珍しい。たまらんね。自家製パンはおかわりできますがここで欲をかくとデザートまで辿り着けそうにないのでひとまず様子見で。
そしてメインはハチノスのマスタードパン粉焼きにしてみました。これは在華坊氏が食べていたやつですね。焼肉屋で見かけても積極的に食べることのないハチノス。イタリアンでトリッパがあると食べることもあるハチノス。しかしハチノスにこんな調理法があったとは。カリカリになるくらい焼けた部分と適度に火の通った弾力の食感も楽しいし、添えられた豆とソースも良いアクセントになっていて、こんな食べ方ができるならハチノスもアリだなと思いました。知らない食べ物や知らない食べ方に出会うのは楽しいですね。
この時点で満腹指数100%でしたがデザートなしはあり得ないのでイチジクのビスキュイをいただきました。ビスキュイってビスケットみたいなもんかと思ってたけどあとでググったら広義ではスポンジ生地全般を指すのだとか。「ビスキュイください」と言ったことのない人生だったので初めて言ってみた。あまり主張しないタイプのシンプルなスポンジ生地にクリームとチョコレートソースとアイス、そして生のイチジク。これも美味かったなあ。イチジクのデザートはこの日に始まったそうなので、好きな方はお早めに。
そういやメインのハチノスはこの日この一皿が最後だったとか。このお店は選べるメニューがとにかくたくさんあるんだけど、その中でもおそらく定番メニューと、季節やタイミングで入れ替わるメニューがあるようなので、いつ行っても何度行っても楽しめそうです。
ちなみに前菜のボリュームがすごいと連呼してますが量の調整は可能だそうなので少食の方でも相談の上で適量とすることもできるとお店の方が仰っていました。なのでビビらなくてOKです。まあとりあえず一度行って体験してみましょう。
次はいつ行けるかなあ。
ごち。
2021/09/26 再訪
