ネットに影響される人の日記

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影響されたり、観たり、聴いたり、食ったり。

1. スターダンサーズ・バレエ団 リラックスパフォーマンス 「シンデレラ」全2幕

 

長年トップ?を務めてきた渡辺恭子の現役ラストステージということで見てきました。私が初めて見たバレエ作品がスターダンサーズ・バレエ団(SDB)の「ドラゴンクエスト」で王女役だった渡辺恭子が初めての出会いでそれから「くるみ割り人形」、「コッペリア」、「ジゼル」などで何度も見てきました。特に推しメンとかはいないんだけどあえてあげるなら渡辺恭子と言えるくらいには好きなダンサーだったのてまやはり寂しいですね。今回の相手役の池田武志とのおなじみコンビもこれで最後かと思うと寂しいねえ。カーテンコールで半泣きの渡辺恭子とのハグはグッと来た。とにかくまずはお疲れ様でした。

 

で、今回はバレエに馴染みのない人でも知っている「シンデレラ」で、さらにリラックスパフォーマンスということで長時間じっとしていられない乳幼児や障害のある方にも開かれた公演となっていて上演中の出入りも自由なので一般的な公演に参加しづらいお客さんも気にせず見ることができる機会となっていました。こういう試みが行われているのを今まで知らなかったのでバレエ以外にも広がるといいですね。シンデレラの内容はみなさんご存知の通りで継母と姉たちにいじめられているシンデレラが魔法でドレスを着てカボチャの馬車で舞踏会へ行き王子と出会い0時の魔法が解けて逃げるときにガラスの靴を落としてそれをたよりに王子がシンデレラを見つけてめでたしめでたしというお話です。我々は既に「正しい時代」に生きているので炎上要素がいくつもありますがそんなことを気にするのはネット民の悪いところなので気にせずいきましょう。1幕は魔法にかけられたシンデレラが馬車で舞踏会へ向かうところまで。この1幕の見どころは魔法をかける仙女(たぶん角屋みづき)でした。女性ダンサーとしては高身長で手足が長くて迫力があるのにしなやかで繊細な動きに目を奪われました。めちゃくちゃかっこいい。彼女が率いる妖精たちも良かったなあ。「くるみ割り人形」の雪のシーンが私は大好きなのでこういうのはたまりませんね。そして2幕は舞踏会での出会いと別れそして再会です。2幕の見どころは王子の友人のひとり(たぶん渡辺大地)の脚です。どこ見てんだって感じですが1年半くらいジムで筋トレしてるにわかトレーニーとしてはあの脚がバレエだけで作られたものではなく脚トレをやり込んでいるに違いないことがわかるのです! あれは脚トレから逃げてない脚だ。普通に立ってるだけでも膝上からの盛り上がりがくっきり見えるボリュームで四頭筋だけでなくハムもバランスよく付いていてカーフは言わずもがな。めちゃくちゃかっこいい脚で私もあんな脚になりたい。というわけで本作の総括は「脚トレやるぞ!」です。(錯乱) そしてもうひとつの見どころは娘たちのひとり(たぶん三澤由華)がめちゃかわだった。

 

今年はドラクエもあるようなのでまた見に行くぞー。