ネットに影響される人の日記

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影響されたり、観たり、聴いたり、食ったり。

9. シベリア少女鉄道 vol.34「どうやらこれ、恋が始まっている」

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君は今どこで誰と何をしているんだろう。
どんな顔で笑っていますか。怒っていますか。泣いていますか。
もし叶うなら、もう一度この目で確かめたい。
 
あんなことがあった後だから、そうなるのも無理はないけれど、
ふいに何かで知ってしまうのはさすがにどうかと思うんだ。
あの時間は何だったのか、そんなことすらわからなくなる。
 
でもこれだけは言える。今でも分かる。
この広い宇宙の片隅で、きっと誰かが何かをしている。
空と海と大地がある。みんな息を吸って吐いている。
そして今、どうやらこれ、○○が○○っている。
それぐらいわかれば充分じゃないかって思っている。

 

■作・演出
土屋亮一
■出演
小関えりか、川井檸檬、浅見紘至(デス電所)、イトウハルヒ、仁科かりん、兼行凜、大見祥太郎、曽根大雅(東のボルゾイ) ほか
■会場
俳優座劇場

 

シベリア少女鉄道の作品は2019年に2本観ています。ここの作品の特徴として、冒頭から7割くらいは真面目で多少深刻な物語が続いて、残り3割で全部ひっくり返すような怒涛の回収パートが展開されるというパターンがあります。ある、というか前回の2作品がそうだった。で、今回も例に漏れずそのパターンで、おもしろかったです。おもしろかったんだけど、回収パートが今回は「こちら」をメインとしつつ「あちら」にも切り替わるかたちで進むため、脳が忙しくなってしまいました。よく見ていればわかるしこちらとあちらのズレで笑えるんだけど、こちらを見ながら同時にあちらを想像しないと乗り遅れるので私自身がバタバタしてしまったという。そんな感じで私自身の処理中に最後のオチが来てしまい乗り遅れるという残念なことに。というわけで、次回はもう少し全力で乗りたいなと。

 

natalie.mu

 

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