クロマニヨンズとKOHHという異色の組み合わせの一報を聞いてすぐに申し込んだチケットが当たってしまったので行ってきました。私にとってクロマニヨンズは毎度おなじみですがKOHHのことはよく知らなかったのでググったらどうやら引退宣言をしているらしい。このライブがラストステージになるらしい。という情報もあってそんな場所にいていいんだろうかとも思ったけど結果的にとても楽しかったのでヨシ!
まずは先攻のクロマニヨンズから。開演前のSEがスピッツでよかった。なんとなくスピッツかなと思っていて終演後にAndroid?Pixel?の「この曲なに」機能を見たらこの通り。
この機能おもしろいな。周辺で流れてる音楽を特定して勝手に履歴を溜め込んでくれるのであとから「あのときの曲は」みたいなやつを解決してくれる。グーグル先生ありがとう。で、クロマニヨンズの本編です。ライブがなかなかできない中でシングル6ヶ月連続リリースというおもしろ活動をしてくれた中で「光の魔人」が刺さる。
メジャーキーなのになぜか切なさを纏うコード進行とメロディーは相変わらず唯一無二ですな。たまらん。この日いちばんかわいかったのがエルビスの冒頭で煽るカツジ。ガーゴイルで見れなくなってしまったカツジをこうして見れるのはありがたい。「今日は最高」でKOHHの門出を祝うギリギリガガンガン。ラストは2月のライブでやらなかったクロマニヨン・ストンプ。久々に現場で聴くとアガるわー。
そして後攻のKOHH。開演前SEのラストがドアーズのThe End。ガチのファンはつらすぎるだろこの状況で。ヒップホップ界隈に疎いので正直よくわからない中、ある曲で「ドブネズミの美しさは写真に写らない」というフレーズが聞こえてきて、ああそうなのかと。親子のような年齢差を超えて残り続けるもの。KOHHにもそうしたフォロワーが生まれたらおもしろい。どうしても音楽の中にわかりやすいコード進行とメロディーを求めてしまうのでヒップホップ界隈に距離を感じてしまうんだけど綺麗なメロディーで歌い上げた「シアワセ」という曲は素敵だった。KOHHの音楽はもっと若い頃に聞いていたらかなり影響を受けていたのかもしれない。ライブ終盤に「友達が来ているから」とステージにあげたのがガチの友達たちでワロタ。ワロタけど正直おっさん涙目ですよ。いやーいいもん見せてもらったわ。
というわけで異色のツーマンライブで今年のライブ納めとなりました。あ、まだ某ライブビューイングは残ってるんだけどね。