毎年お正月恒例の武道館公演です。昨年はオリンピックの準備だか武道館の改装だかで開催できなかったので2年ぶりですかね。基本的に定番ネタと新作ネタのミックスで、定番ネタは完成度が高いので何度見ても面白いし、新作ネタはかなりニッチなところを攻めることもあるのでアタリハズレはありますがそんなことは気にせず笑っておけばいいんです。冒頭では日本を代表しないダンサーのアキコ(光浦靖子の妹、ニューヨークにダンス留学経験あり、ただの一般人であることが後に明かされた)の華麗なダンスが披露されました。なんなんだこの素人は。作曲法のコーナーは椎名林檎、サカナクション、ミスチルといったいつものやつに加えて新作の髭男も披露。私は髭男の曲を全然知らないのですがなんかそれっぽかったのでたぶんそういう感じなんでしょうね。憂歌団の木村充揮はほぼ完コピです。後半のゲストにU-zhaanと清水ミチコの弟、清水イチロウ。いやー、U-zhaan超カッコいいな。タブラのソロ演奏に聴き入ってしまった。そしてU-zhaan先生による5拍子と7拍子のとり方講座。その前に基本の4拍子から、2と4で手を叩く。「けいおん!」を知ってる人なら「うんたんうんたん」のたんで手を叩くと言えばわかるはず。次に5拍子は1、2.5、4、5で手を叩く。Take Five に合わせて練習しましょう。
そして7拍子は2、4、6、7で手を叩く。前半4、後半3にわけると、前半は先程の4拍子と同じで「うんたんうんたん」、後半は「うんたんたん」となります。U-zhaan先生によると7拍子の有名な曲は無さそうということでした。そしてチック・コリアのスペインに日本語詞をつけて歌うことであの複雑なリズムを攻略するというおそらく日本初の試みに挑戦。私はあの部分を何度聴いてもつかめないんですが、ちゃんと歌詞を当てはめて上手いことやってたのでさすがでしたね。弟イチロウくんの細野晴臣モノマネは恒例ですね。コロナ禍でジャズ喫茶の経営も厳しいようですが今年も元気そうだった。そういや今年はエンディングにターリが無かったな。というわけで客席を半分に減らしてレスポンスは拍手のみというかつてない環境でのライブとなりましたが開催できただけでも御の字というか当日午前中に小池都知事が政府に緊急事態宣言の要請をしたような状況なので本当に現場もギリギリですね。ちなみに今回のライブは開演時の映像と終演時の映像どちらも小池都知事(のモノマネ)でした。ジャンケン大会の優勝者は小池都知事(のモノマネ)のフリップをゲットしていました。欲しかったな。(いらない)
-----2021年3月7日追記
YouTubeの公式チャンネル「清水ミチコのシミチコチャンネル」にて本公演の一部がUPされていたので貼っておきます。
-----追記終了
今年のおみやげは手ぬぐいでした。
九段下駅から武道館へむかう坂道でこんなのを配ってる人が何人かいました。大変ですね。
ペンフレンドはいませんが大きな玉ねぎは健在です。
終演後に九段下のわらやき屋へ。ここのカツオのたたき本当に好き。
アスパラもうまうま。
ピリ辛味噌キュウリもうまうま。
ここの焼き物は基本的に藁焼きで香ばしい香りがたまらんすね。
ごち。