この記事で紹介されていた完全教祖マニュアルを読んでみました。タイトルからして茶化した感じだし読者によってはガチで不謹慎だと思う人もいるだろうけどわりと楽しく読めました。というのも架神恭介の本は初めてではなく仁義なきキリスト教史や「バカダークファンタジー」としての聖書入門を読んだことがありなんとなくこんな感じだろうなというのがわかっていたので。実際に教祖になるかは別として仕組みはおもしろいなと。かなりエンタメ色が強く書かれているので鵜呑みにはしませんが。
私自身はこれといった信仰がないので特に意識はしていないけどいろんな宗教のいいとこ取りをして生きているんでしょうね。若い頃は正直なところ怖いとか怪しいとかのイメージで忌避すべき対象くらいに思っていました。ただ月並みですが歳を重ねてたくさんの人に会っていろんなものを見て良く言えば寛容、悪く言えば諦めのその先に「人それぞれ」という身も蓋もない結論が待っていて拍子抜けとともにだいぶラクになった気がします。
キリスト教やギリシャ神話がモチーフのエンタメ作品が海外には多いと聞くのでもう少し知識があれば映画とかもひと味ちがう楽しみ方ができるのかなーなんて思いつつ勉強嫌いなのであまり深く考えずにこれからも消費していく所存です。
私の読書は基本的に娯楽小説が多いので宗教関連は数えるほどしかないですね。
そういやジョージ秋山の聖書、1巻を読んだきりになっているので続きも買うか。
だいぶ前にまんがで読破シリーズの神曲を読んだのにあまり覚えていないという体たらく。
著者の語り口が少し苦手だけど出雲という思想はなかなか面白かった気がする。というか日本の神様の話って面白いんだなと。
まさに教祖誕生みたいな血盟団事件は「それ寝不足なだけじゃね」というツッコミは置いといてカリスマが現実との兼ね合いで俗っぽくなっていく流れがたまらんですね。
宗教ではなく思想?(宗教と思想の違いもよくわかってない)なのかな、テロルの決算はかなり興奮して読んだ記憶がある。山口二矢が魅力的すぎるし例の写真が強烈すぎるし若い頃に読んでたら感化されてしまったかもなーとか思いながら読んだような。
なんかよくわからなくなってきたのでこのへんで。